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2007年06月01日(金)

フリーゲージトレイン第二次試験車輌完成 [ニュース(鉄道)]

 編集長敬白: フリーゲージトレイン第二次試作車が完成。

 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構とフリーゲージトレイン技術研究組合が中心となって研究開発を続けている軌間可変電車(フリーゲージトレイン)の第二次試験車輌が完成し、2007年5月27日にJR九州小倉工場内で報道公開されました。

 新幹線(1435o)と在来線(1067o)を自在に往来できるようにするという目的で開発が始まったフリーゲージトレインは、1998(平成10)年に第一次試験車輌GCT-01形(3輌編成)が完成、1999(平成11)年1月に初の走行実験を行ったのを皮切りに、アメリカ・コロラド州のTTCIプエブロ実験線で最高速度246km/hを達成するなど、2年にわたるアメリカでの試験を通して2000回に及ぶ軌間変換実績を重ね、2001(平成13)年からは日豊本線、予讃線、さらには山陽新幹線(新山口〜新下関間)などで走行試験を行ってきました。

 第二次試作車輌はこれらの成果を踏まえて誕生したまったくの新車で、新幹線区間での270km/h走行、電子制御による車体傾斜システムを利用した在来線での曲線通過性能の向上実験、異なる軌間を「軌間変換軌道」と呼ばれる特殊な軌道構造で連結し、走行中に軌間変換を行おう等の試験に供される予定とのことです。
 この夏には日豊本線で走行試験を開始するとのことです。

 第一次試験車輌GCT-01形(3輌編成)は「いかにも試験車両」という感じのする外観デザインでしたが、今回完成した第二次試験車輌は普通に走っていたとしても全く違和感の無い外観デザインとなっているほか、中間車両にはきちんとした客室設備が備えられているなど、機器の動作試験だけでなく「乗り心地」などの実験なども行えるようになっているようです。
 この「フリーゲージトレイン」が実用化されることで、新たな直通運行による更なる利便性向上が図られることは間違いないかと思われます。

 新型のフリーゲージトレイン公開…JR九州小倉工場 : 週間ニュース : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
 フリーゲージトレイン:2代目公開 今夏にJR日豊線で走行試験:MSN毎日インタラクティブ

[フリーゲージ新車両を公開 JR九州小倉工場] / 福岡 / 西日本新聞

 独立行政法人「鉄道・運輸機構」(横浜市)が開発を進めているフリーゲージトレイン(軌間可変電車)の新型車両が27日、整備が行われているJR九州小倉工場(北九州市小倉北区)で報道陣に初公開された。

 同トレインは、軌道幅が異なる新幹線(1、435ミリ)と在来線(1、067ミリ)を直通運転できるよう、車両幅を軌間(ゲージ)に合わせて自動的に変換できる電車。一部に在来線を使う九州新幹線長崎ルート(西九州ルート)への導入計画がある。

 旧型車両を改善する新車両は2005年度に開発に着手。軽量化で高速化を図り、さらに耐久性を高めたという。夏ごろからJR日豊線で運行試験を実施する予定。技術開発費として現在までに国費約120億円が投入されている。

 同機構は「完成すれば、新幹線の恩恵がさらに広い地域に及ぶ」としている。

=2007/05/28付 西日本新聞朝刊=

Posted by kqtrain at 22時28分   トラックバック ( 0 )

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