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2007年10月16日(火)

阪急ほか、西梅田・十三連絡線に関する作業部会を10月19日に実施 [ニュース(私鉄・関西)]

 以前のエントリでもお伝えしましたが、計画前進の第一歩が踏み出されるとのことです。

 西梅田・十三連絡線構想、阪急やJR西など事業化へ詰めの協議 (1/2ページ) - MSN産経ニュース
 西梅田・十三連絡線構想、阪急やJR西など事業化へ詰めの協議 (2/2ページ) - MSN産経ニュース

 大阪市営地下鉄四つ橋線西梅田駅と阪急電鉄十三駅を結ぶ連絡線(約2.9km)構想に関して、国土交通省や大阪市、阪急電鉄、JR西日本などの関係機関で構成されるワーキンググループ(作業部会)が、今年度中の整備計画案作成を目指し、年末までに方向性を出す方針で事業化への詰めの協議を進めているとのことです。

 路線案では、候補とされていた5案のうち、(1)十三駅以北で阪急宝塚線などに接続させ、四つ橋線と阪急が相互乗り入れする、(2)十三駅までの延伸にとどめる−の2案にしぼられたとのこと。いずれも西梅田〜十三は地下化し、途中の梅田北ヤードには新駅を開設するとのことです。
 ただ、(1)の相互乗り入れの場合、阪急と大阪市営地下鉄では電気の取り込み法や車両幅が違い、特殊な車両が必要なため総事業費は約2,000億円にのぼると試算され、一方、西梅田〜十三のみの接続の場合は約900億円ほどになるとのことです。

 今回の連絡線構想の検討に伴って、40年以上眠っていたもう一つの新線構想が目覚めて、検討され始めているとのことです。
 それは阪急電鉄十三駅とJR新大阪駅を結ぶ「新大阪連絡線」(約2.3km)構想です。

 阪急電鉄では、阪急京都線に「新大阪連絡線」(淡路〜新大阪〜十三、新大阪〜神崎川)として新大阪駅乗り入れを計画し、1961年に事業免許を取得、十三〜新大阪間での用地取得や駅構内などの準備工事も行われていましたが、廃止を懸念した従来路線沿線の関係者の反対運動などもあって計画は宙に浮き、2003年に計画の一部を断念し、淡路〜新大阪、新大阪〜神崎川間の免許廃止を届け出ていました。
 現在事業免許を保有している新大阪〜十三間と十三〜西梅田間を連絡させることにより、北ヤード方面と新大阪駅が1本の路線で結ばれることとなるほか、阪急各線から新大阪駅や北ヤード、西梅田方面への移動に際しても大幅な利便性向上が期待されることから、阪急としては「西梅田・十三連絡線」構想を実現することにより、「新大阪連絡線」構想を現実化し、新大阪への接続の布石としたい、との思惑があります。

 一方、大阪市は「財政赤字を抱える」立場から消極的。
 というのも地下鉄四つ橋線の西梅田駅は、西梅田周辺の深い部分の地盤が弱く、開業当時の技術では工費がかさむと判断、結局先にあった阪神電鉄のトンネルと同じ深さにホームが造られたため、既存のままでの延伸は不可能となり、現在の駅よりやや南からトンネルを掘り直さなければならず、掘り直すとなると既存の西梅田駅は廃止となってしまうからです。財政赤字が解消されていないまま、既存の設備を廃止してまで新たな路線建設や駅建設に費用を捻出することが難しい状態になっていることから消極的となっています。
 それ以外にも、大阪市交通局の路線計画としても、大阪市中心部と新大阪駅を結ぶ「なにわ筋線(JR難波〜新大阪)」構想もあり、新規路線には慎重になっているとのことです。

「西梅田・十三連絡線、19日に作業部会 」ビジネス‐流通・商社ニュース:イザ!

 ■阪急「新大阪線」も浮上 北ヤード「大阪の玄関口に」

 大阪市営地下鉄・四つ橋線西梅田駅と阪急電鉄の十三駅を結ぶ連絡線(約2・9キロ)構想で、国土交通省など関係機関でつくるワーキンググループ(作業部会)が、事業化への詰めの協議を進めている。今年度中の整備計画案作成を目指し、年末までに方向性を出す方針。19日に予定の2回目の会議からは十三駅からさらに新大阪駅まで延伸する連絡線整備と総事業費を焦点に議論が始まる。

 ■どこまで延伸

 西梅田・十三連絡線は、国交省などが平成18年度までの2年間、基礎調査を進めてきた。作業部会はこれを引き継いで今年8月に発足。同省や大阪市、阪急電鉄、JR西日本などで構成する。8月の初会合では、昨年度までの基礎調査結果を再確認、議論を進めることを決めた。

 路線案では、候補5案のうち(1)十三駅以北で阪急宝塚線などに接続させ、四つ橋線と阪急が相互乗り入れする(2)十三駅までの延伸にとどめる−の2案にしぼった。いずれも西梅田−十三は地下化し、途中の梅田北ヤードには新駅を開設する。

 ただ、相互乗り入れの場合、阪急と大阪市営地下鉄では電気の取り込み法や車両幅が違い、特殊な車両が必要なため総事業費は約2000億円にのぼると試算。一方、西梅田−十三のみの接続の場合は約900億円。

 ■「新大阪」浮上

 相互乗り入れ案は事業費の面で厳しいものの、連絡線の協議開始で、40年以上眠っていたもうひとつの新線構想が浮上してきた。十三駅と新大阪駅を結ぶ新大阪連絡線(約2・3キロ)構想だ。

 阪急は東海道新幹線の開業3年前の昭和36年、同区間で鉄道敷設の免許を取得したが、実現に至っていない。この構想は十三から新大阪まで掘り進めるものだ。
 新規路線のため、既存路線との接続と違い、電気の取り込み法などを考慮する必要はない。沿線の8割は買収済みである点も追い風だ。

 阪急は「新大阪」に強い意欲をみせる。阪急阪神ホールディングスの角和夫社長は「新幹線との接続で、北ヤードが大阪の玄関口になる」と強調。同社は今年7月、北ヤードの一部が開業する平成23年に新大阪駅北側での商業ビル開業を発表。「新大阪」実現へ布石を打つ。

 ■思惑さまざま

 西梅田・十三連絡線は「都市鉄道等利便増進法」の適用を目指す。同法では、線路は三セクなど公的主体が保有する上下分離方式で整備し、国、自治体、事業者が3分の1ずつ事業費を負担する。同法は「利害関係者が多い都市鉄道の接続を進めやすくした」(国交省鉄道局)ものだ。

 法制定の17年から、路線の接続事例での活用は首都圏での2件。作業部会では「西梅田・十三が次の適用に最も近い」と話す。
 一方、作業部会の参加機関の思惑は一様ではない。大阪市は「財政赤字を抱える立場から消極的」(関係者)。同市はなにわ筋線(JR難波−新大阪)構想もあり、新規路線には慎重だ。

                   ◇

【用語解説】西梅田・十三連絡線
 大阪市営地下鉄・四つ橋線の西梅田駅から阪急電鉄の十三駅を結ぶ新線構想。平成16年度の近畿地方交通審議会答申で「中長期的に望まれる新たな路線」と位置づけられた。全区間が地下で、十三駅の地下で阪急の他路線に乗り換えられ、途中の梅田北ヤードには新駅を設置する。

Posted by kqtrain at 23時59分   トラックバック ( 1 )

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阪急ほか、梅田貨物駅(北ヤード)跡に新線

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