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2007年12月20日(木)

川崎重工業、鉄道システム用地上蓄電設備による回生電力の再利用実証試験に成功 [ニュース(鉄道)]

 鉄道システム用地上蓄電設備による回生電力の再利用実証試験に成功|ニュース KHI

 川崎重工業では、鉄道車両がブレーキをかけたときに発生する電力を、変電所に設置した設備に蓄え、電圧維持や停電対策に使うシステムの実証実験に成功したことを発表しました。

 最近の鉄道車両ではブレーキをかける際、車両についている動力用のモーターを発電機とすることで、車輪が回る力で電気を発電し、発電した電気を架線に戻すことにより他の列車の動力として利用する「回生ブレーキ」という仕組みが使われています。
 モーターが発電機となることにより、回転させる抵抗力で減速できる上に、発電された電気を他の列車が使うことで消費電力が抑えられることになりますが、電気を消費する相手がいないと電気を戻しきれなくなってしまうことがあります。
 この戻しきれなくなった電気エネルギーをバッテリに蓄えておき、不足気味の状態の際に蓄えた電気エネルギーを利用しようというのが、今回のシステムです。

 実証実験は大阪市交通局の協力を得て、大阪市営地下鉄で実施されたもので、川崎重工業が開発した大型ニッケル水素電池「ギガセル」を大阪市営地下鉄の変電所に設置し、車両ブレーキ時に発生する電力である「回生電力」を蓄電して車両の発進・走行時の電力として利用するほか、ラッシュ時の電圧降下対策として有効利用できるほか、この実証実験で鉄道運行に必要な電力を2割削減できたことを確認したとのことです。
 2008年度から蓄電設備を含めたシステムの本格販売に乗り出すとのことです。

 これにより、鉄道システム全体の電力使用量が削減できることに加え、既存の変電所の空きスペースなどに狭い敷地にも設置可能な省スペースのシステムであることから、変電所の新設コストが抑制できるなど、省エネや環境負荷の低減につながるとのことです。
 回生電力の有効利用ということでは、京急でのフライホイールを使った蓄電装置などがありますが、省スペースということもあり、地下鉄などの限られたスペースへの設置などに有効となるのではないでしょうか?

 神戸新聞|経済|電車、ブレーキ時の発生電力蓄電 停電対策に
 「川崎重工が鉄道向け蓄電池 減速時の発生電力活用」ビジネス‐その他産業ニュース:イザ!

FujiSankei Business i. 産業/減速時の発生電力活用…川崎重工が鉄道向け蓄電システム

 川崎重工業は17日、鉄道車両がブレーキをかけたときに発生する電力を、変電所に設置した設備に蓄電するシステムの実証実験に成功したと発表した。これにより鉄道の運行に必要な電力を2割削減できることを確認。来年度から蓄電設備を含めたシステムの本格販売に乗り出す。

 実証実験は大阪市交通局の協力を得て、大阪市営地下鉄で実施した。同社が開発した大型ニッケル水素電池「ギガセル」を、同市営地下鉄の変電所に設置し、車両ブレーキ時に発生する電力である「回生電力」を蓄電。車両の発進・走行時の電力として利用するほか、ラッシュ時の電圧降下対策として有効利用できることを確認した。

 これにより電力使用量を削減できるうえ、変電所を増設する必要もなるくなる。ギガセルの大きさは、1ユニット当たり約5・4立方メートルとコンパクトで、変電所の空きスペースなどに狭い敷地にも設置可能だ。

Posted by kqtrain at 00時48分   トラックバック ( 0 )

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