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2008年01月22日(火)

京王、ホーム接触事故の原因および対策を公表 [ニュース(私鉄・関東)]

 京王線芦花公園駅における列車とホームの接触の原因および対策について|京王ニュースリリース

 京王では、2007年12月10日に京王線芦花公園駅にて発生した列車がホームに接触した事故についての原因調査を行っていましたが、原因が判明し、対策が決定したことを公表しました。
 今回、ホーム接触事故となった原因は、

  • 接触事故発生当日(2007年12月10日)は、15時30分頃に発生した人身事故の影響により大幅にダイヤが乱れていたために、当該列車(新宿発急行橋本行き)の乗車率が約250%強であったこと。
  • 低速走行の状態で芦花公園駅に差し掛かった際の制動操作が引き金となり、カーブ内側への求心力と制動操作による慣性力が発生し、当該列車のお客様が極端に片側へ傾く現象(片荷重状態)が発生したと推定。
  • 当該車両を使用して調査・試験等を行った結果、極端な片荷重状態が発生した場合、当該車両の差圧弁(車体を支えている左右の空気ばねの内圧差を抑制し、車体を安定的な状態にするための役割のもの)が作動し、車体がカーブ内側に大きく傾くことが判明。

したとのことです。対策として、

  • 複数の要因が重なった特定の条件下においても、ホームと車体との接触を避けるため、当該箇所の線路の傾き(曲線の内側と外側の線路の高低差)を変更(12月20日実施済み)。
  • 当該車両および当該車両と同種類の差圧弁を備えている車両(対象車:65両、計130個)の差圧弁を、今回のような条件下で動作しないものに交換(12月30日実施済み)。

を実施したとのことです。

 以前にも東急田園都市線の用賀駅で発生した接触事故も「差圧弁」が特定の条件によって動作したために異常に傾いたのが原因でした(幣ブログのエントリはこちら)。
 京王、東急以外の各鉄道会社も差圧弁を備えている車両があるのであれば、いち早くチェックを行って問題がないか確認してもらいたいですね。

asahi.com:乗客の偏りなど、要因重なりホームに接触 京王電鉄事故 - 社会

 京王線芦花公園駅(東京都世田谷区)を通過する列車が先月、同駅のホームに接触した事故で、京王電鉄は18日、多数の乗客が車両の片側に偏ったことなど、複数の要因が重なって発生したとする調査結果を発表した。線路や車両装置を改良し、事故後45キロに落としていた同駅を通過する列車の最高速度を、22日から元の95キロに戻す。

 事故は昨年12月10日午後7時すぎに発生。新宿発橋本行き急行列車(10両編成)の左側6カ所に傷ができ、ホームの5カ所にこすったような跡があった。乗客にけがはなかった。

 調査によると、列車には定員の2.5倍の客が乗車。駅は左カーブの地点にあり、ブレーキなども影響して乗客が左側に偏った。車体を安定させる装置が働いたが、これがさらに車両を左側に傾ける結果になったという。

Posted by kqtrain at 22時08分   トラックバック ( 0 )

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