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2008年10月08日(水)

JR東海、リニア中央新幹線のルートは「南アルプス直下」の方針 [ニュース(JR)]

 asahi.com(朝日新聞社):リニア新幹線「南アルプス直下ルート」 JR東海方針 - トラベル

 JR東海は、2025年の開業を目指すリニア中央新幹線のルートについて、南アルプスをほぼ直線に貫くルートで建設する方針を固め、来週にも直線ルートの建設は技術的に可能とする調査結果を国土交通省へ報告するとのことです。

 JR東海では、リニア中央新幹線のルートとして南アルプスの北側を通り長野県の木曽谷を南下するAルート、同県の伊那谷を通るBルート、南アルプス貫通で東京〜大阪を最短距離でつなぐCルートの3ルートを検討していて、1990年から南ア周辺を含む想定ルートの地形・地質調査を行っています。用地買収が容易なため建設費が安く、乗車時間も短い直線ルートは有力とされていたものの、南アルプスを掘削するトンネル建設に技術的な課題が残っていました。

 旧国鉄は1987年の内部文書で、標高2000〜3000m級の山脈直下を貫く南ア貫通トンネルを建設する場合、当時の新幹線の走行性能を前提にすると最長47km必要と試算、一方磁力で車体を浮かして走るリニアは摩擦抵抗が小さく、上り斜面の高速走行性能が格段に進歩すると分析、より標高が高い山肌を開口部にすることで、トンネルの長さは新幹線の約3分の1の最長16km程度に抑えられると試算していました。

 JR東海ではこれらのデータを基に、土木技術の進展などを検証し、走行時の安全性などを総合的に踏まえ、現在の技術では最長15km前後での貫通が可能と想定したとのことです。
 地質面についても、花こう岩などの固い地盤で地質が安定し、岩盤が崩れやすい「破砕帯」の規模が小さく、地質面でもトンネル掘削に支障はなく問題を克服できると確認できたことで、直線ルートでの建設へ大きく踏み出すことになりそうとのことです。

 リニア中央新幹線は、JR東海が独自資金で建設を進める方針を公表していますが、土地収用など法制面の支援を受けるには、国交省から建設主体の指名を受ける必要があり、その国交省は「地元との調整が必要」との立場から計画を進めるには沿線自治体の同意が必須となっています。沿線自治体の長野県は県内をより長く通る北側への迂回を希望しており、直線ルートでの建設を打ち出すことで同意が得られにくくなる可能性も考えられるため、JR東海としては地元への配慮を示しつつ対応することが求められることになりそうです。

 今回のリニア中央新幹線は、東京の起点には品川駅、名古屋の起点には名古屋駅を想定していて、名古屋への開業時までには、大阪に向けて着工することを目指すとのことです。

 中日新聞:リニアの南ア貫通トンネルは15キロ JR東海想定、新幹線の3分の1:社会(CHUNICHI Web)

 鉄道ダイヤ改正ニュース: [JR東海]リニア「南アルプス直下ルート」「起点は品川」国交省に報告の見通し
 たべちゃんの旅行記「旅のメモ」: リニアは「南アルプスルート」で

Posted by kqtrain at 21時49分   トラックバック ( 1 )

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リニアは「南アルプスルート」で

 東京と名古屋を真っすぐ線を引くと、南アルプスにぶつかります。南アルプスに巨大な

たべちゃんの旅行記「旅のメモ」 2008年10月13日 09時18分

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