2005年01月14日(金)
残高不足を自動補充するIC乗車カード [ニュース(交通系ICカード)]
いよいよ関東の私鉄やバスでもICカード導入が具体化してきました。
首都圏の私鉄・バスがIC乗車カード、残高不足を自動補充(日経新聞)
首都圏の私鉄・公営交通・バスの46事業者は2006年度に残高の不足分を自動的に補充する「オートチャージ」機能を備えたIC乗車カードを導入する。各社はカード会社との提携カードを発行し、補充した金額はクレジットカードの口座引き落としで後日に支払う仕組みを採用する。駅などの券売機で現金を補充する手間を省き利便性を高める。
新カードは例えば、カード残高が1000円を下回った場合に自動改札機が残高不足を認識し、自動的に3000円分を補充する。
今回のICカードシステムでは、東日本旅客鉄道(JR東日本)の乗車カード「スイカ」とも相互利用が可能になる予定となっていることや、子供用の割引きカードも用意されるとのことですので使い勝手が良くなりそうです。
クレジットカードと提携して利用金額を後から請求するというのは京阪電鉄などが導入している「PiTaPa」というICカードがありますが、これは利用した分を後払いするだけなのでチャージの必要が無いもののクレジットカードが持てないと利用できません。
逆にJR東日本の「Suica」はクレジットカードが無くても利用が出来るので便利ではありますが、チャージをいちいち現金で行わなければならないため持ち合わせが無いとチャージできないのと、チャージの方法が券売機や精算機でしか行えないということがあります。
今回導入されるICカードでは「オートチャージ」機能だけでなく通常のチャージも可能となっているように読めますので、使い勝手はかなりいいのではないでしょうか?
Posted by kqtrain at 04時21分 トラックバック ( 0 ) ツイート
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