2010年01月28日(木)
大糸線キハ52を撮りに行く3 [旅の記録]
「大糸線キハ52を撮りに行く2」の続き。
糸魚川を離れた428Dのキハ52 125は一路南小谷を目指して走る。
そんな大糸線の途中駅「小滝」で下車した。
小滝駅手前の「姫川橋梁」は撮影場所として良く知られる場所だが、現地がどのようになっているのかは全く分からない。
近くの国道は除雪もされているようなので、一度歩いてみることに。
小滝を出て山を分け入る428Dを。
このキハ52 125が糸魚川行きとして戻ってくるのは1時間半後だ。
列車を見送った後に早速国道へと出てみるが・・・。
片側1車線の道路を大型トラックが頻繁に通行する上に、本来ある歩道には除雪された雪が積み上げられておリ、歩いて通行するにはかなり厳しい状態だった。
途中まで歩いてみたものの不慣れな場所でのうかつな行動は危険と判断し、小滝駅まで戻ることとした。
この時点で列車が来るまで後1時間。仕方なく駅舎内で待つこととした。
1時間後、キハ52 125が427Dとして小滝駅に到着した。
しかし427Dには乗らず小滝で見送る。
次の430Dで小滝の隣の平岩まで向かうためだ。
430Dの小滝到着まで後1時間。駅舎へ戻り列車の到着を待つ。
そしてようやく430Dが小滝に到着。
車両は糸魚川でレンガ車庫から顔を出していたキハ52 156だ。
平岩到着。ここで撮影のためと思しき人が数人下車。
どこから撮影するのがいいのか思案していると下車したうちのお一人から「みなさんはどこから撮影するのか」との質問が。
自分も一緒に歩いていた人も、このあたりの撮影は初めてなので特に場所を決めていないことを伝え、駅近くで撮影出来る場所があるか一緒に探してみましょうということに。
質問された方に伺うと、風邪を引いたお孫さんに頼まれて大糸線キハ52を撮影しに来たとのことで、お孫さんから渡された青春18きっぷで現地に来てみたものの、どのようなアングルで撮影出来るのか全くわからず困っていた、とのこと。
急遽出来た撮影仲間とともに駅近くをブラリと歩き、駅近くの鉄橋下からの撮影に。
1時間後、キハ52 156が429Dとして平岩駅を発車。
糸魚川に向けて走り去っていった。
撮影を無事に終え、自分は432Dで南小谷へと向かう事とした。
平岩駅へと入る南小谷行きキハ52 125。
キハ52 125は終点の南小谷へ到着。
ホームでしばらく待っていると1番線に信濃大町行きのE127系100番代が到着した。
到着した車両の南小谷寄りには霜取りパンタを搭載している。
このまま松本方面へと向かっても良かったのだが、ふと思い立った事があって再び糸魚川へと向かうべくキハ52 125に乗り込んだ。
乗客が少なかったこともあり、ボックスシートを確保し、糸魚川へと向かう。
列車にゆられながら何気なく見ると懐かしいものが残っていた。
窓のテーブル下に備え付けられた栓抜きだ。
この栓抜きが最後に役目を果たしたのはいつの頃なのかとの思いがよぎる。
そんなことを思いつつ外の景色を眺めていると根知駅に到着した。
ここでキハ52 156の平岩行き434Dとの行き違いとなる。
下車するのは少し面倒なので先頭の窓ガラス越しにキハ52 156を狙う。
平岩行き434Dとの行き違いを終え、431Dは一路糸魚川へ。
糸魚川へ到着した頃には当たりは薄暗くなっていた。
乗客が下車し、静かになった車内を撮影。
こうして糸魚川に到着した自分はキハ52 125を撮影後、きっぷを手配するために糸魚川駅のみどりの窓口へと向かった。
Posted by kqtrain at 20時31分 トラックバック ( 0 ) ツイート
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