「kqtrain.net」ロゴ乗入れ車両解説[都営地下鉄浅草線]
(最終更新日
5200形 都営地下鉄5000形・5201
製造年 1976(昭和51)年
製造両数 12両
編成 MMMMMMMM
製造会社 アルナ工機
解説
 東京都が都営地下鉄浅草線の車両体質改善の為、1976(昭和51)年に5000形の6次車として6両編成2本の12両が導入された。5000形1次車〜5次車までの鋼製とは違いセミステンレスの車体とし、将来の冷房装置の取付に備えて冷房装置搭載スペースを屋根中央部に確保した冷房準備車として製造された。置き換えを目的とした量産が予定されていたが、東京都の財政悪化のため実現せず、冷房装置の取り付けも行われなかった。5000形1次車〜5次車の5300形への置き換えに伴い冷房装置を設置、その後5300形の増備と編成両数の統一化に伴い6両編成2本を8両編成1本に編成替えし、余剰となった4両は廃車され、同時に取り扱い上の形式名が「5000形」から「5200形」に変更された。5300形への置き換え完了後も予備車として残っていたが、運用本数削減に伴い2006(平成18)年11月をもって廃車となった。
5300形 都営地下鉄5300形・5317-8
製造年 1990(平成3)年〜1996(平成10)年
製造両数 216両
編成 MTMTTMTM
製造会社 日立・川崎重工・日本車輌・近畿車輌
解説
 東京都が都営地下鉄浅草線の車両冷房化などによるサービス向上と老朽化した5000形の置き換えを目的に製造した車両。LEDによる車内行先案内表示や自動放送などの各種装備を施した車輌で、走り装置もVVVFインバータ制御化されるなど浅草線車両の近代化が計られた。途中から前面下部に排障用スカートが取り付けられている。
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