2008年10月23日(木)
北陸鉄道、北陸鉄道石川線鶴来〜加賀一の宮間廃止へ [ニュース(私鉄・中部)]
来年11月までに廃止 北鉄石川線 鶴来−加賀一の宮の2・1キロ|北國新聞ホームページ - 石川のニュース
北陸鉄道では、石川線の鶴来〜中鶴来〜加賀一の宮間(2区間、2.1km)の廃止を決定したことを公表しました。2009年11月1日までに廃止の方針とのことです。
北陸鉄道石川線は野町駅(金沢市野町)と加賀一の宮駅(白山市白山町)間の15.9kmを結んでいて、ピーク時の1966年には年間621万3000人の利用があったが、乗客数は年々減り続け、2007年度には126万7000人と約5分の1に減少していました。
今回廃止となる鶴来〜加賀一の宮間では1日29本を運行していますが、1列車あたりの輸送人数は初詣での時期を除くと約5人程度しかありません。しかし同区間の橋りょうやレール、変電所などの老朽化による更新時期が迫ってきており、今後5年間で維持、更新に必要な費用が5億円と見込まれており、収支面から廃止を決断したとのことです。
代替交通手段については、グループ会社が運行するバスを勧め、初詣期間は臨時バスを出しての対応をするとのことです。
今後については地元自治体などを含めた「北陸鉄道再生支援協議会」で具体的な廃止時期 、駅跡地の利用方法などを協議していくことになるとのことです。
鉄道ニュース > 最新鉄道情報 > 北陸鉄道 石川線鶴来―加賀一の宮間の廃止届を提出:鉄道ホビダス
melonpanのつぶやき。 - 北陸鉄道石川線部分廃止へ
北陸鉄道、20年ぶり路線廃止 石川線の鶴来―加賀一の宮|NIKKEI NET(日経ネット):地域経済ニュース
北陸鉄道(金沢市、魚住隆彰社長)は22日、石川線の鶴来―加賀一の宮間(2.1キロメートル)を廃止すると発表した。23日に北陸信越運輸局に廃止を届け出る。乗客減少に加え、老朽化した同区間の設備更新費用が約5億円と多額になり廃止を決めた。鉄道路線廃止は1987年の金名線(加賀一の宮―白山下間)以来となる。
石川線の2007年度の乗客数は126万7000人と10年前から25%減り、収支は5900万円の赤字と5年連続で赤字。今回の対象区間の1列車当たり輸送人員は約5人と極端に少なく、同区間だけでも約900万円の赤字だった。
Posted by kqtrain at 23時23分 トラックバック ( 0 ) ツイート
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