2011年04月26日(火)
大阪市、新型車両30000系を市営地下鉄御堂筋線に導入 [ニュース(公営/第三セクター・西日本)]
大阪市 交通局 【報道発表資料】新型車両30000系を市営地下鉄御堂筋線に導入します
大阪市交通局:新型車両30000系を御堂筋線に導入します
大阪市交通局では、新型車両30000系を市営地下鉄御堂筋線に導入します。
- 御堂筋線30000系車両の特徴
- 【外観デザイン】
- 先頭は曲面ガラスを採用し、丸みのあるやわらかなデザイン
- 側面は御堂筋線のラインカラーである赤色の帯を窓の上下に配し、縦方向にもラインカラーを追加して号車表示をデザインとして取り入れる
- 【車内快適性の向上】
- 天井を全体に高くし、床を座席下まで延ばすことで車内をより開放的に
- バケットシートを採用し、一人当りの座席幅を30ミリメートル拡大
- 座席の配置を工夫することで、一部の乗降口横のスペースを拡大(1両に4か所)
- 御堂筋をイメージする銀杏の柄を内装パネルに採用することで、親しみやすい車内空間を演出
- 【車内利便性の向上】
- 乗降口上部の車内案内表示器に、ワイド液晶ディスプレイを採用し、乗換案内や駅設備案内等、よりきめ細かな情報を提供するほか、日本語、英語に加え、中国語、韓国・朝鮮語の4か国語で運行案内
- 縦の手すりやつり革を増設。つり革は標準的な高さのものと少し低いものを配置
- 荷棚高さを40ミリメートル下げ、利便性向上
- 座席の形状を工夫し、座られた状態から立ち上がりやすくした
- 【バリアフリーの取り組み】
- 床面高さを40ミリメートル下げ、ホームとの段差を縮小
- ア部の床に黄ラインを入れ、乗降口を識別しやすく
- ドアの開閉をチャイムとドア上部のランプの点滅で案内
- 優先座席部のつり革をオレンジ色とし、優先座席をより識別しやすく
- 【新技術・新仕様の採用】
- 車体は骨組みの最適化により、重量の増加を最小限に抑えながら、車体四隅の柱や外板を厚くして強度アップを実施
- 新しい台車を採用し、乗り心地、走行安定性を向上
- LED式行先表示器を採用し、視認性を向上
- 車両の構造・材料ともに最新の火災対策基準をクリア
- 連結部の通路幅を200ミリメートル拡大し、緊急時の避難をしやすく
- 冷房装置の配置を見直し、車内の温度バランスを向上
- 【省エネの取り組み】
- 最新のVVVF制御方式を採用し、旧型の省エネ車両である10系車両と比べて更に約10パーセントの消費電力量の削減見込み
- ※10系車両を30000系車両に1列車置き換えることで1年間に削減できる消費電力量に相当するCO2量は、甲子園球場約4個分(15ヘクタール)の森林が1年間に吸収する量に相当します。
新型車両30000系は、2011(平成23)年12月の予定で運行を開始します。
詳細につきましては上記ニュースリリースをご覧下さい。
大阪市営地下鉄御堂筋線向け30000系 - Railway Land
阪和線の沿線から:大阪市交通局、新型車両30000系を御堂筋線に導入 - livedoor Blog(ブログ)
大阪市営地下鉄30000系電車、谷町線に続き御堂筋線にも・・・大阪市交通局。今年12月頃に10両編成1本投入か: 音楽とのりものと・・・
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Posted by kqtrain at 18時40分 トラックバック ( 1 ) ツイート
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大阪市営地下鉄御堂筋線向け30000系
既に谷町線に投入され、同線の30系を置き換えている30000系が新たに御堂筋線にも投入されることが発表されました。http://rail.hobidas.com/news/info/article/127464.htmlhttp://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kotsu/0000123142.htmlhttp://www.tetsudo.com/news/666/htt