2011年04月28日(木)
JR東海、計画停電対策で御殿場線・身延線の配電線等改良実施 [ニュース(JR)]
【社長会見】御殿場線・身延線の配電線等改良について|ニュースリリース - JR東海 Central Japan Railway Company
JR東海では、夏季に実施が見込まれる東京電力の計画停電に向けた対策として、御殿場線と身延線の踏切の配電を改良すると発表しました。
- 【工事概要】
- 1.工事内容:線路沿いへの配電線の敷設、一部踏切のバッテリーの増強などを行い、踏切の電源を確保
- 2.施工区間 ※2011(平成23)年7月〜8月に稼働予定
- 御殿場線(足柄〜御殿場間)
- 身延線(西富士宮〜身延間)
- 3.工事費:約3億円
東京電力の給電エリア内にあるJR東海の在来線のうち、御殿場線と身延線の一部区間については、電車の運行用の高圧の電力は自社の変電所から供給しているのに対し、踏切関係の低圧電力は、一般家庭と同様に市中の配電網から直接受電しているため、計画停電が実施された場合には踏切への電力供給が断たれることとなり、一部の区間で停電時間帯における運転見合わせを行っていました。
この運転見合わせを極力解消するため、計画停電中でも踏切が使用できるように自社の配電線を敷設し、電車と同じ変電所から電力を使用できるようにするほか、一部の踏切にはバッテリーを増強し、長時間の停電でもバッテリーで稼働できるように改良するとのことです。
詳細につきましては上記ニュースリリースをご覧下さい。
Posted by kqtrain at 19時26分 トラックバック ( 0 ) ツイート
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