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デト11-12形 |
製造年 |
1988(昭和63)年 |
解説 |
資材運搬用の事業用無蓋電動貨車。1988(昭和63)年に廃車となった1000形の1095、1096を流用して新製された。運転席後部には乗降用扉のついた作業用スペースが設けられている。
事業用車両のカラーリングは全て同一で無蓋貨車部分はグレー、運転席部分は黄色地に赤帯となっている。
2010(平成22)年には、機器流用のベースとなった1000形が全廃されたことから、保守の効率化を図るために台車と制御装置ををVVVF制御装置交換により捻出された1500形チョッパ車両用のものへと更新、前照灯の交換、シングルアームパンタグラフへの交換、運転台のワンハンドルマスコン化、LED方式の運用番号表示装置設置などの近代化が図られた。 |
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デチ15-16、17-18形 |
製造年 |
1988(昭和63)年(デチ15-16形) 1989(平成元)年(デチ17-18形) |
解説 |
レールや枕木などの長尺物運搬用の事業用無蓋電動貨車。デチ15-16形は1988(昭和63)年に廃車となった1000形の1097-1098を、デチ17-18形は1989(平成元)年に廃車となった1017-1018を流用して新製された。運転席後部には資材を積降する為の電動ホイストクレーンが装備されている。デトと異なり作業用スペースは窓1個分となっている。最近は長尺物運搬作業を工務車両(機械扱い)で行う事となったため稼働率の低くなったデチ17-18は、2003(平成15)年に救援用資材を搭載して救援車デト17-18となった。 |
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デト17-18形 |
製造年 |
平成元年(デチ17-18形)、平成15年(改番 デト17-18形) |
解説 |
元はレールや枕木などの長尺物運搬用の事業用無蓋電動貨車デチ17-18形として平成元(1989)年に廃車となった1017-1018を流用して新製さ
れたが、長尺物運搬作業が工務車両で行われる事が多くなり稼働率が低くなったため、平成15(2003)年に救援用資材を搭載して救援車デト17-18に改番された。
2010(平成22)年には、機器流用のベースとなった1000形が全廃されたことから、保守の効率化を図るために台車と制御装置ををVVVF制御装置交換により捻出された1500形チョッパ車両用のものへと更新、前照灯の交換、シングルアームパンタグラフへの交換、運転台のワンハンドルマスコン化、LED方式の運用番号表示装置設置などの近代化が図られた。 |
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クト1、2形 |
製造年 |
1990(平成2)年 |
解説 |
1990(平成2)年に廃車となった1000形の1021、1022の機器を流用して新製された救援車。両運転台付だが走行装置はなく自走は出来ない。
作業用のスペースはなく、脱線復旧システム機材一式と電動ホイストクレーンを搭載し、電源用としてディーゼルエンジンによる発電セットを備えている。
災害発生時には1000形、700形、モーターカーなどに牽引されて現場に向かう。 |